SSブログ

認知症家族の賠償責任否定に思う [体の健康はこころの健康]

スポンサーリンク




最高裁、認知症事故損害賠償訴訟に判決


これから増えるであろう認知症患者の事故への対応について、私たちの家族、

いや自分さえも将来、遭遇するかもしれない事案あれば、ここでしっかり

考えなければならない問題だと思います。


平成19年、愛知県大府市のJR共和駅の構内で認知症の91歳の男性が

電車にはねられ死亡した事故で、JR東海は振り替え輸送にかかった費用などの

賠償を求める裁判を起こし、1審と2審はいずれも家族に賠償を命じていて、

1審は85歳の要介護1の妻と長男に約720万円の賠償を命じていましたが

2審は妻のみに359万8870円に減額判決が下りていました。

最高裁判所の判断

今回の最高裁判所の判断は、男性の妻(85)と長男(65)の賠償責任を認めず、

JR東海の請求を棄却する判決を言い渡した。家族側勝訴が確定したのです。

この賠償責任を認めないのは、裁判官5人全員一致の意見でした。


2025年には5人に1人が認知症になるといわれているわけです。

家族のみが介護から損害賠償まで、すべてを請け負うことになると、

多くの面で不具合や、崩壊が起こってきます。

あるTVで出演者(学者)の方が、日本のあらゆる事が変化している中

古い明治時代のような考え方のままでは、対応しきれない問題だから

国や自治体などが、認知症患者の事故への対応については、

社会全体の問題としても考える必要である。

自分も将来、家族の目をすり抜けて似たような事故を起こし、

親族が責任を問われるかもしれない。

早急に対応策を講じるべきと論評していました。

正にその通りです。

そこで「私は認知症になんかならないわ」、ではなく自分にもその可能性が

あるのかないのか、検査をしておくのも一考かもしれません。

もし認知症になっても、早期であればそれ以上進まないようにする方法も

あるのですから。

その対策としては、MCI検査をするのが有効です。


MCI(軽度認知障害)とは?

 日常的には問題がなく生活できているが、

 どうも忘れっぽい、記憶障害があるなど。

MCIの段階で認知機能の低下にいち早く気づき、予防対策を行うことで

症状の進行を阻止することはとても大切です。

1)MCI検査のできる病院
    http://mcbi.jp/initiative/checkup/checkup.html

                              (出典 認知症ねっと)

2)アルツハイマーを検査できる病院 
    http://www.qlifeweb.jp/inph/

なぜ遺伝子検査?

アルツハイマー病の発症には遺伝的要因が大きく影響しているからです。

いずれにしても、早期に発見して治療することで、介護は大変ですが、

家族もそれぞれの対応が出来て、気持ち的にもある程度余裕ある介護が

出来るかもしれません。


介護.jpg


                            







スポンサーリンク



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。